2010年01月29日

ALL IN ONE Column 13

多読の効用と方法

多読は一定の単語力と文法力を身につけた中級レベル以上の学習者にとって効果的な学習方法です。ここで言う「多読」とはただやみくもに量をこなすことではなく、「精読しながら数多くの英文を読む」ということです。「(文法と単語の学習が先行しなくても)たくさんの英文を読めばそのうち文法も単語も身につく」という主張もありますがその方法を続けた学習者がいつまでたってもなんとなくしか英文を読めず、また間違いの多い英文を書くという例を見るにつけそのようは方法の欠陥を実感します。

精読しながらの多読は培った文法の運用能力を高め単語に対する理解を深め、さらにそれらを定着させる効果があります。また(単語集ではカバーしきれない)数千語〜1万語レベルの語彙を身につけるための唯一の方法だと思います。

●多読を効率良く行うための注意点

・辞書を引く回数が多すぎると多読の妨げになるのでわからない単語が出てきてもすぐに辞書を引かず、文意の把握にとって重要だと思う単語だけを引く。平均して1行に1つの未知の単語が出てくるような英文は多読に向かないので他のものに切り替える。

・辞書で単語の使い方を調べてもわからない箇所は(時間をかけても自力で解決することは困難なので)飛ばして先に進む。

完璧主義ではなく、90%の理解度でよしとする気持ちが大切です。また初めのうちは辞書を引かなくても読めるルビ訳式の(行間に単語の意味が書かれている)教材か対訳式(できれば文法解釈付き)の教材を使うのが効果的です。
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